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長谷川 俊英         家計の見直し相談センター


by seikatsu4

我が家にもあった、年金記録問題

私の父のお話しです。

 父は、もうとっくに退職していて年金生活を送っているのですが、年金記録の確認のために、今までに納めた年金保険料と標準報酬月額の一覧表が送られてきました。

そこに、こんな数字がありました。(年度、金額は正確ではありません)

             標準報酬月額
    昭和35年   10,000円
    昭和36年   18,000円
    昭和37年   25,000円
    昭和38年   30,000円
    昭和39年   30,000円
    昭和40年   30,000円
    昭和41年   30,000円
    昭和42年   70,000円
    昭和43年   80,000円

さて、どこがおかしいでしょうか?

 そうです。昭和30年代は高度成長期のため、給与がどんどん上がっているのですが、昭和39年から昭和41年にかけて全く同じ金額になっています。そして、昭和42年に一気に上がっています。

 父は、日本年金保険機構に 「記録が間違っていると思われる」 ことを回答しましたが、一ヶ月ほど経っても音沙汰がないので、電話で問い合わせたところ、紙の記録台帳からコンピューターに入力をする時に漏れていたことがわかりました。

ニュースでは聞いていましたが、実際にあるんですね。
我が家では、100%の確率です。(笑)


 それからこの間違いは、父の会社の多くの同僚にも同じことが起きている可能性が高いと思われるので、「ねんきん定期便専用ダイヤル」 に、他の方の記録も訂正されるのか聞いてみました。

回答としては、「本人からの申請がなければ訂正されません。」とのことでした。

 窓口での答えですので、これが正式な回答かどうかはわかりませんが、他も間違えている可能性が高ければ、機構側で自ら調査して訂正すべきではないでしょうか。
どうも、腑に落ちません。

みなさんも是非、年金保険料を払った期間だけでなく、給与の額(標準報酬月額)も確認してみてください。

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by seikatsu4 | 2010-04-08 16:50 | ファイナンシャルプランニング