長谷川 俊英         家計の見直し相談センター


by seikatsu4

ベーシックインカムとマイナス所得税と最低賃金と②

前回からの続き

 ベーシックインカムの代替案、あるいはベーシックインカム導入までの最低所得保障制度として、マイナス所得税について考えてみます。

2) 最低賃金とマイナス所得税(給付付税額控除)の組み合わせ

マイナス所得税というのは、収入から所得税額を計算し、そこから一定額の税金を免除するものです。計算の結果所得税額がマイナスになれば、その分が国から支払われます。

この制度は、イギリスやアメリカで既に実施されていて、”勤労を通じて自立を促す”ため財政的にも成功を納めているようです。

夫婦と子供2人の場合 (2009年 アメリカ)
 年収$45,295以下の世帯が対象
 (最高$5,028が支給される~収入による~)


私は、このマイナス所得税を国際競争力の観点から最低賃金を引き上げられない業種に導入すればいいのではないかと、考えています。

目標最低賃金1000円との差額の50%を国から支給する

例えば、時給713円(全国の平均最低賃金)の場合は、実質的な時給は857円になります。
 857円x1日8時間x365日x5/7x2人=約357万円
  世帯への支給額は、年60万円 (時給713円の場合の世帯収入297万円と比較して)

マイナス所得税(給付付税額控除)については、既に民主党のマニフェストに書かれていますし、自民党も検討していたようなので、形はどうなるかわかりませんが、実現は近そうです。

次回は、ベーシックインカムについて

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by seikatsu4 | 2010-01-25 18:59 | 思考錯誤