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長谷川 俊英         家計の見直し相談センター


by seikatsu4

一人一人が尊厳を持って生きられる国へ

第2次安倍政権は、円高を止め、株価も大幅に上がって順調な滑り出しです。
また、日本維新の会やみんなの党もまだイメージが良く、7月の参議院選挙では、
政権運営に失敗した民主党は2大政党の一角から滑り落ちそうです。

自民党・日本維新の会・みんなの党は、国や企業の力を上げることで国民の生活
を豊かにするアメリカ型の政党で、このままでは一人一人の生活を豊かにすることで
国をよくしていくヨーロッパ型の政党が力をなくしてしまいます。

民主党の海江田代表は、ファイナンシャルプランナーの勉強会で年金問題について
一緒に議論をさせていただき、新橋の居酒屋にも気軽に付き合っていただいた方
ですので、民主党がこんな風になればいいなという案を勝手に考えてみました。f(^^;;


(テーマ)
一人一人が尊厳(誇り)を持って生きられるの国へ

そのためには
○ 働く気のある人への仕事の保障をする(最後は政府が保証する)
  民間で仕事を探せない人には、最後は公共の仕事を提供する
  60歳以上でも健康な人には仕事をしてもらい、健康な人への生活保護を削減できる

○ 働く人には生活していけるだけの賃金を保障する(最低賃金の引き上げ)
  単身世帯で生活できる程度、夫婦2人で働いて子供2人を養える程度
  (具体的には、国際競争のないサービス業では時給1000円)

以前は、「日本で餓死することはないから、イザとなればなんとかなる」という
底を支える楽観的な気分がありましたが、派遣切りの報道があった頃からか将来
への不安が認識され、消費・結婚・子育てへの意欲が下がっていったたように思います。

従来の日本の政策とは反対に、スウェーデンのように「衰退した産業や企業は守ら
ないけれども、国民の生活は守る」というような方向性を示せば、希望の光が見え
消費や子育てにいい循環が生まれるのではないでしょうか。

仕事の確保という意味では、やはり農業・製造業・介護が大きな受け皿になりますので、
TPPに参加をしても“戦略的”に雇用を確保する必要があります。そのためには規制緩和
・法人経営も必要です。

介護の仕事は、生活が成り立つ給料があれば成長産業ですので、介護保険料のUPや
収入や資産に応じた負担増があっても介護職を志す人を守るべきだと思います。


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by seikatsu4 | 2013-04-02 16:01 | 思考錯誤